建物の位置と 土地の高さ
建物の位置は白い紐で囲ってあります。道路からの距離は、1メーターほど敷地内側に、御代田町に寄付する可能性のある場所に杭が打ってありましたので、そこからの距離になります。
敷地の高低差です。敷地の東南の角を高さ±0とした場合です。建物の東側と西側で130㎝地面に差がありました。たまたまですけど、この図のように、少し斜めに建物を配置すると、廊下はちょうど南北でレベルが等しくなる感じでした。
建物の位置は白い紐で囲ってあります。道路からの距離は、1メーターほど敷地内側に、御代田町に寄付する可能性のある場所に杭が打ってありましたので、そこからの距離になります。
敷地の高低差です。敷地の東南の角を高さ±0とした場合です。建物の東側と西側で130㎝地面に差がありました。たまたまですけど、この図のように、少し斜めに建物を配置すると、廊下はちょうど南北でレベルが等しくなる感じでした。
敷地の西側の比較的平坦だった部分は、自分の敷地だと思っておりましたが、測量の方が印をつけてくれましたので、今回はじめて敷地の境界がだいたいはっきりしました。私の予定のままでしたら、他人の土地にかかったところに建物を建ててしまうところでした。敷地の西側と思っていた部分は、平らだった上に傾斜もそんなになく、木もありませんでしたので、本当はここに建てられたらよかったのですが、そもそも他の人の土地だったわけですから、計画が甘かったということでした。
測量をせず、この西側に石積みの擁壁があるので、そこまでが私の土地だろうと軽く考えていたのが間違いでした。設計の永山君にも何度も手間をかけてしまうことになりましてすみません。
そこで、今度は、御代田町が頼んでくれた測量の方が割り出してくれた黄色のリボンの目印よりも1.5メーターほど内側に建てることにしまして、そうなりますと、どうしても今度は、木が邪魔になってしまいますので、建物の位置と角度をもう一度検討しまして、このような配置図になりました。
建物の位置や、土地の傾斜などは、実際の確認申請や完了検査ではそんなに難しく言われないそうです。(測量士さんの意見)できれば敷地の中に余裕をもって立てたほうがいいという意見でした。
敷地と建物の位置です。建物の位置を少しずらして、なおかつ斜めにしました。そうすることで、大きな木を伐らずに、建物を建てることができると思います。枯れ木1本を含む5本は切る必要があります。
それと、南北に伸びた通路部分を、建物の真ん中を通すようにしました。これはこの位置に通路を置いたほうが、木との兼ね合いで、木を伐らずに済むからです。
こちらが平面図などです。束石の数を減らしてみました。
基礎ですが、建築士さんの意見では、「このような斜面に建てるとなると、本当は布基礎で四方を囲ったほうが安心なんだけど」って言っていました。当初は、申請も自分で小屋を建てるみたいな感じで、あまり大げさにしないという意図もあって、束石を埋めて、束柱でレベルを取るという方針でしたが、高低差があるので、本当は基礎で囲ったほうがいいようなことを言ってました。
私としては、600㎜の束石でもいいと思いますが、束石の数を減らしたので、ボイド基礎というのもありかな?と思っています。ボイド管の基礎だと、基礎を立ち上げることができるので、木工でレベルを取る手間が少し楽になるということもあって。あと、木と違って腐食がないので耐久性などの面で安心かと思っています。
工事の大変さが、束石とそれ以外の基礎ではどのくらい違うのかわかりませんので、私もなんとも言えないのですが、予算のこともありますので、安全面とコスト面でどうするか決めたいところです。